上野東照宮・神楽殿 光彩陸離展
本展は上野東照宮・神楽殿での初の現代アート展示となります。
文化・地域性・奉納・極彩色をキーワードに、神楽殿内部に創建時の絢爛豪華な姿に修復された社殿を作家の視点でポップカルチャーとして再現する試み。
外国人観光客が訪れる場所として上野・秋葉原は欠かせないスポットであり、外国人が抱く日本の伝統文化とサブカルチャーが同時に体感できる地域性をひとつの空間に存在させる。また、作品を構成する素材に関して一部を募集・支援して頂き、奉納という形で使用します。
光彩陸離たる作品をご高覧頂ければ幸いです。
最後に、このような展示の機会を頂き、嵯峨様に心より感謝いたします。
今展では境界線の内と外で異空間にしています。
徳川家康や東照宮について調べるうちに宇宙を感じるようになりました。
修復された社殿の内部は現在、非公開になっています。
展示前の取材で特別に内部を見学させて頂きました。社殿内もきれいに修復され、絢爛豪華な外部に対して内部は漆黒の床に金彩の壁のみで、宇宙空間を感じずにはいられませんでした。
神楽殿の内部にも同じように宇宙空間を出現させ、さらに展示中は内側からは観ることが出来ない仕様にしました。
境界線の隙間からちらりと見られる景色にも気にして見てください。
会期 2016.4.11(月)~22(金) (無休/22日は14:00で展示終了)
会場 上野東照宮・神楽殿「上野公園内」(無料)
参拝時間 9:00~17:30
[上野東照宮]1627年(寛永4年)、津藩主藤堂高虎と天台宗僧侶天海僧正により、東叡山寛永寺境内に家康公をお祀りする神社として創建され、1646年(正保3年)には正式に宮号を授けられ「東照宮」となりました。
現存する社殿は1651年(慶安4年)に三代将軍・徳川家光公が造営替えをしたものです。その後戊辰戦争や関東大震災でも焼失せず、第二次世界大戦にも不発弾を被っただけで社殿の倒壊は免れました。
江戸の面影を現在に残す貴重な文化財で、東京では数少ない本格的な江戸建築を間近でご覧になれる神社です。
ご協力頂き誠にありがとうございました。
無事素体が316体集まりました。(3/31)
ご協力のお願い!!
上野東照宮・神楽殿展示で使用する素材(フィギュアやおもちゃ)を集めています。
素材は動物、キャタクター、怪獣などのおもちゃやフィギュアでサイズは10~30cm程度を200~300体。
リアルな人物や髪の毛の生えた人形(リカちゃんやバービー)、ぬいぐるみ(毛があるもの)は制作上の理由で使用出来ないので募集していません。
提供して頂いたものは再塗装して、奉納という形で展示に使用致します。
その際、ご希望の方のみ頂いた方のお名前を札にして展示に使用致します。
募集期間は3月20日(日)頃まで。
提供して頂ける方はContaktからご連絡下さい。
詳細を改めてご連絡致します。
ご協力お願い致します!